ミュージカル『1789‐バスティーユの恋人たち‐』初日前会見が7日に行われ、小池徹平、神田沙也加らキャスト陣が登場。帝国劇場初出演で初主演の小池だが「まだお客さんが入った状態じゃないのでわからないのですが、この建物にいるというだけで少しずつ実感がわいてきています。エレベーター移動が多くて、全然来ねえなあと思うことがあって、階段を使ったりするのも楽しいなあと思います」と語り、笑いを誘った。

 

 一昨日から劇場での稽古に入ったという小池は「ようやく劇場の雰囲気に慣れてきました。衣装を着た上での動きを今までやっていなかったので、動きの制限がいろいろあることがわかりました。試行錯誤しながら引き締まる思いで頑張っています」と現在の心境を明かした。

 神田は「小池(修一郎)先生とご一緒できたのがすごくうれしく、日々勉強をさせていただいています。キャストは同年代が多い現場なのですごく楽しい。舞台稽古を見ていてもすごく華やかで曲も素晴らしいので、目でも耳でも楽しんでいただけるかなと思っております」とアピールした。

 本作は、フランス革命の激動の最中に生まれた愛を描き、2012年にフランスで大ヒットしたミュージカルの日本版。民衆が貧困にあえいだ18世紀末のフランス、農夫ロナン(小池/加藤和樹)は父を貴族に殺害されたことをきっかけに革命派に身を投じる。マリー・アントワネット(花總まり/凰稀かなめ)をつけ狙う一味との騒動に巻き込まれたロナンは、宮廷につかえる侍女・オランプ(神田/夢咲ねね)と運命の出会いを果たす。

 当日は、ほかにも加藤、夢咲、花總、凰稀が登壇した。ミュージカル『1789‐バスティーユの恋人たち‐』は4月11日(月)から5月15日(日)まで、東京・帝国劇場にて上演

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