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全世界で累計6,800万本を売り上げる人気ゲーム『バイオハザード』。昨年、舞台化されたことで注目を浴びたが、今年9月〜11月に柚希礼音主演でミュージカル上演される。その制作発表会見が行われ、柚希礼音、横田栄司、渡辺大輔、平間壮一、海宝直人、吉野圭吾、脚本・演出のG2、監修の小林裕幸(CAPCOM)、作曲・音楽監督の和田俊輔が登壇した。
 
 

■『バイオハザード』映画化、舞台化に続き、ミュージカル化

1996年にゲームソフトとして発売されて以来、世界中に多くのファンを持つ『バイオハザード』。2002年にはハリウッドで映画化されるなど、空前の大ヒットを巻き起こすシリーズ作品となっている。本作が、昨年の舞台化に続き、ミュージカルとして上演される。
 
 

■柚希礼音、ミュージカル『バイオハザード』で「愛や勇気などオリジナルメッセージ届たい」

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制作発表会見には、柚希礼音、横田栄司、渡辺大輔、平間壮一、海宝直人、吉野圭吾、G2、小林裕幸、和田俊輔が登壇。
 

柚希は「退団後『プリンス・オブ・ブロードウェイ』『REON JACK』とさせていただきましたが、すごくお芝居がしたいと思っていたのでとても嬉しい」と心境を語った。横田は「謙虚に大胆に生き延びて、元の世界に戻れるようにしたいです。とにかく、稽古までに四十肩を治して体を動けるようにして参加したいです」と明かし、会場を沸かせた。渡辺は「一番最初にゲームをしたのは中学生でしたが、その時、ドキドキワクワクしながらやったのを今でも覚い出します。まさかその作品に関わらせていただける時が来るなんて思いもしなかったです」と感銘ぶりを述べた。平間は「お客様も『怖いな』と思っている(作品)かもしれませんが、その中にある人間ドラマ、特にゾンビが日常的に現れる生活だと普段の人間としての生き方も違うかと思いますので、自分自身も強くなりながらこの役をつくり上げていけたら」と意気込んだ。既に脚本を読んだという海宝は「人間ドラマあり、スペクタクルあり。この世界がどう舞台で展開されていくのかということが僕自身もすごく楽しみ」と胸を高鳴らせた。吉野は「地球の息吹を感じていただけるような作品になればと思います。歌で地球を救う、声で地球を救うということを感じていただければ」と思いを語った。
 

柚希は『ミュージカル バイオハザード』のオファーを受けて「ゲームファンの方も映画ファンの方の方々も満足させつつ、オリジナルのミュージカルの良さも出さなければいけないので、ハードルの高さを感じています。<愛>や<勇気>や<ハートフル>などオリジナルのメッセージ性もお届けしたいと思っています。かっこいい戦う女性を精一杯やっていきたい」と意気込んだ。また、G2は「礼音さんが退団後初のオリジナルミュージカルをやるということで、非常に貴重な機会をいただけるということを大切にしたい。新たなファンがいっぱいできるような魅力のある舞台にしたい」と語った。
 

そして演出プランについてG2は「まだぼんやりしています」と前置きした上で、1幕部分について「キーとなるのは音楽です。音楽とゾンビに意外な関係性があるということが今回のオリジナルのストーリーの見どころ」と述べた。また2幕部分の注目ポイントを「海の中を舞台にしたシーン」と明かすと「柚希さんの肉体をフルに使ってもらいながら、海の中での不思議なキーとなるシーンをお楽しみいただきたい」と明かした。
 

また、音楽を担当する和田は「風土を感じるような曲をひとつBGMとして作っております」と述べ、さらに「意外かもしれませんが、ミュージカルらしいナンバーもあると思います」とも明かした。
 

記者から原作となるゲーム『バイオハザード』について問われると、柚希は「プレイステーションを用意し、<ゼロ>と<ワン>というのをやってみましたが、どうしても最初のゾンビを倒すことができず。何度やってもいっぱい噛まれて死ぬんです。今度カプコンさんに練習しに行きます」と述べると、小林が「セブンだったら大丈夫ですよ」とアドバイス。その惨敗ぶりから柚希は「リサ・マーチンができるのか心配になるくらい、敵が来ると本当に逃げたいんです」と胸の内を明かすと、小林は「戦う女性のキャラクターはゲームでも映画でも登場します。柚希さんがリサという役で新しいキャラクターをつくっていただければと思っております。思いっきり演じていただければ、かわいらしところが出るのでは」とメッセージを送った。

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    neko Chan 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()