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元宝塚歌劇団宙組トップスター、凰稀(おうき)かなめ(33)が4日、大阪市内で、退団後初舞台となる「ミュージカル 1789-バスティーユの恋人たち-」取材会を行い、スカート姿で登場した。

 「公の場でスカートをはくのは初めてで…。いつ以来かと言えば、音楽学校以来でしょうか…」

 00年春に卒業した宝塚音楽学校時代以来のスカートに「今日は頑張って、思い切って着ました」。退団後は「女性に戻ることを考えて、女性の発声に向けてのボイストレーニング、筋トレで体のメンテナンスに努めてきました」と言い、私服もスカートを大量購入したという。

 ただし、人前にスカートで出ることにはためらいが残り、昨年秋、京都国際映画祭のあいさつに登壇した際も、ロングスカート風のパンツルックだった。

 それでも、男役時代からスタイルの良さで知られ、ファンからは「美脚」ぶりを絶賛された凰稀だけに、ひざ上10センチのミニ丈を堂々と着こなしていた。

 その背景を聞くと「まずは誰も見ていないところから、自分が慣れようと思って、恥ずかしながら、インターネットでネグリジェを買いました。着てます…」。まずは自宅で脚を露出し、自分で自分に慣れ、やっと公の場へスカートで出ることができた。

 「1789」では、花総まりと役代わりでマリー・アントワネットを演じ、すでにポスター撮影も済ませた。「肌の露出も(男役では)ないし、自分ではどうしても気持ち悪かった。どうしても自分が納得できないんですよね」と照れた。

 ただ、退団後は、時間に余裕ができ「(宝塚時代は)太陽に当たることもなかったので、太陽に当たることも、目覚ましをかけずに眠れることも、スーパーで買い物ができることも、そういったことに新鮮さを感じています」とも話し、笑った。

 今作は、18世紀末のフランスを舞台に、革命に運命をほんろうされる人々を描くフランス発のロックミュージカル。昨年4月、小池修一郎氏により、宝塚歌劇団月組公演として日本で初演されている。

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    neko Chan 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()