「すごすぎる人たちの中で葛藤しました。結局、できることを楽しんでやるしかないなって」。高い山を経て、再び歩き出した。
「プリンス～」の舞台ではセクシーな衣装もあり、「いてもたってもいられない気持ちでした。女って大変だな」としみじみ。支えてくれたのはファンだった。「大胆にして大丈夫」と、母や姉のように背中を押してくれたという。
２０１２年の「ＲＥＯＮ！！」から一昨年の日本武道館公演まで、宝塚時代の３回のライブで、自分は生まれ変わったと言う。「かっこつけずに自分を見せることから始まるんだと」。ファンとのキャッチボールが待っている。
公演は３月１１～１７日、大阪・梅田芸術劇場（０６・６３７７・３８００）。１万円～５５００円。（河合真美江）
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