来年の宝塚歌劇100周年へ向かってGO! 5組のトップスターが22日、宝塚ホテル(兵庫県宝塚市)に集まった。異例のそろい踏みで、記念の年への気合も十分。「新しい歴史に一歩を踏み出したい」。(左から)月組の龍(りゅう)真咲(まさき)さん、雪組の壮(そう)一帆(かずほ)さん、星組の柚希(ゆずき)礼音(れおん)さん、花組の蘭寿(らんじゅ)とむさん、宙(そら)組の凰稀(おうき)かなめさんが、きりりと抱負を語った。(河合真美江)(この記事は7月23日付の朝日新聞大阪本社発行朝刊に掲載されたものです)
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 宝塚歌劇の100周年を来春に控え、宝塚歌劇団は22日、本拠地の兵庫県宝塚市内で会見を開き、記念行事や来年に上演する演目を発表した。「花」「月」「雪」「星」「宙(そら)」5組のトップスターたちが抱負を語った。


 最大の行事は、来年4月4~6日に宝塚大劇場で開かれる「夢の祭典」(4、6両日)と「記念式典」(5日)だ。祭典は100年の歴史を彩った元タカラジェンヌたちが大劇場に集結。往年の元トップコンビも続々と舞台に登場する。式典には現役の劇団員全員も参加。10月7日には大阪城ホールで、10年に一度の大運動会も催す。

 花組の蘭寿とむさんは「この節目に立ち会えて、光栄です」と話した。

 演目には大作が並ぶ。来年1月1日、大劇場で各組トップスターが口上を述べ、華やかに100周年の幕が開く。上演されるのは星組の新作ミュージカル「眠らない男―ナポレオン・愛と栄光の涯(はて)に―」(小池修一郎作・演出)。人気ミュージカル「ロミオとジュリエット」を作曲したジェラール・プレスギュルビック氏が曲をかき下ろす。

 主演の柚希礼音さんは「世界中で公演され、宝塚の新たな歴史を切り開けるようパワフルに頑張ります」と述べた。

 宙組は「ベルサイユのばら―オスカル編―」を上演する。主演の凰稀かなめさんは「宝塚の100年を語るに外せない名作中の名作。最高の『ベルばら』をお見せしたい」と話した。

 月組公演では、宝塚音楽学校の100期生が初舞台を踏む。100人による圧巻のラインダンスも披露される。(谷辺晃子)

【写真】(左から)月組の龍真咲さん、雪組の壮一帆さん、星組の柚希礼音さん、花組の蘭寿とむさん、宙組の凰稀かなめさん=佐藤慈子撮影

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